

今回ご紹介するのは、京都府京都市東山区にある粟田神社(あわたじんじゃ)の健康守です。初穂料800円(授与時)。
疫病退散の祈りから始まったこの神社で、心身の健康を願うお守りを授かってきました。
ここが好き!
この健康守で何より素敵なのは、その上品で落ち着いた色使い!私の心にズッキューンときました。

この色ほんまに好き!
淡いエメラルドグリーンを基調に、若草のような緑と、光の加減でキラキラと輝く銀や青の糸が織り込まれています。自然なグラデーションが表現ざれていて、まるで京都の東山の豊かな自然をそのままお守りにしたような美しさです。
表面に刺繍された「健康守」の文字は金糸で施されており、控えめながらも確かな存在感があります。やはり金糸の刺繍はいいですね。手のひらに収まるサイズ感がまた可愛らしい。
個人的にはこの「葉っぱ」の紋様、それも角度によって色が変わる葉の部分がお気に入りです。まさに「健康」。生命の芽吹きを感じさせる爽やかなデザインだと思います。
京都の東、旅立ちと厄除けの聖地「粟田神社」
疫病退散の祈りから始まった由緒
粟田神社の歴史は古く、平安時代の貞観18年(876年)に遡ります。
当時、都では疫病が蔓延し、多くの人々が苦しんでいました。天皇の勅命を受けた藤原興世(ふじわらのおきよ)が七日七晩の祈願を行った際、夢枕に神様が立ち、「祇園の東北に清き処あり。牛頭天皇にゆかりがあるその地に我を祀れ、さすれば必ず国家と民は安全なり」と告げられたといいます。
その神様こそが、大己貴神(おおなむちのかみ)=大国主命であり、
指定されたこの地は、牛頭天王(ごずてんのう)=素戔嗚尊(すさのおのみこと)にゆかりのある場所でした。
こうして、疫病退散と国家安泰を願って創建されたのが粟田神社です。 まさに、病魔退散のスペシャリストとも言える神様がいらっしゃるわけです。

大己貴神=大国主命、牛頭天王=素戔嗚尊だとは!
大国主命にとって、素戔嗚尊は義父に当たりますよね。素戔嗚尊の娘の、須勢理毘売(すせりびめ)を娶っているわけだから。
義父ゆかりの地に自分を祀ってほしいなんて、なんだか意外。むしろ避けて通りそうだと思っていました。
「旅立ち守護」の神様としても有名
粟田神社が鎮座するのは、かつての「粟田口(あわたぐち)」。
ここは京都の東の出入り口にあたり、東海道や東山道を行き来する旅人たちが、旅の安全を祈願した場所でもありました。 そのため、旅立ち守護・旅行安全のご利益でも非常に有名です。
人生という長い旅路においても、健康は何よりの資本。 これから新しいことに挑戦する人や、再出発を誓う人にとっても、この神社の健康守は最高のパートナーなのでは?
粟田神社の見どころと特徴
刀剣乱舞の聖地として
粟田口といえば、日本刀の「粟田口派」発祥の地。 名工・三条小鍛冶宗近や藤四郎吉光ゆかりの地であり、末社の鍛冶神社には鍛冶の神様が祀られています。
オンラインゲーム『刀剣乱舞』のファン(審神者)にとっては聖地中の聖地。「三日月宗近」や「一期一振」の御朱印やお守りも人気を集めています。
刀剣の鋭い切れ味にあやかって、病魔や悪縁を断ち切る! という意味でも、強力な厄除けパワーを感じずにはいられません。
境内からの絶景
参道の石段を登りきった境内からは、平安神宮の大鳥居や比叡山まで見渡せる絶景が広がっています。 晴れた日には、京都の街並みを一望でき、深呼吸するだけで体の中に溜まった悪いものが浄化されていくようです。
アクセス
• 住所: 京都府京都市東山区粟田口鍛冶町1
• 電車:
◦ 地下鉄東西線「東山駅」下車、徒歩約7分
◦ 地下鉄東西線「蹴上駅」下車、徒歩約7分
• バス: 京都市バス「神宮道」下車、徒歩約5分
• 駐車場: 参拝者用駐車場がありますが、台数が少なく(数台分)、道幅も狭く急勾配なため、運転に自信のない方は近隣のコインパーキングの利用をおすすめします
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