今回は、東京都新宿区に鎮座する早稲田 宝泉寺の勝守をご紹介します。
早稲田大学のキャンパスに隣接し、かつてはその敷地の大部分を寺領としていたという、大学とは切っても切れない縁を持つ古刹です。エンジ色の生地に白抜きの「W」が刻まれたこのお守りは、まさに「早稲田の魂」を象徴する一品。受験や部活動、そして人生の大きな勝負どころで勇気をくれる、そんな力強さが宿っています。


ここが好き!
まず、この特徴的なデザインですよね!目を引きます。

散歩中、この御守の看板を発見しまして。吸い込まれました。
中央に大きく白抜きで「W」の文字が刺繍されています。「Waseda」の「W」であるとともに、「Win(勝利)」の「W」を意味しているとか。

一見すると早稲田の公式グッズみたい…でも、由緒あるお寺の授与品です。
色は、早稲田大学のスクールカラーである「エンジ色(臙脂色)」。渋いです!
間違いなく合格・必勝のご利益がありますね。 受験生だけでなく、早稲田大学の体育会(野球部や駅伝チームなど)が、試合前の必勝祈願としてこのお守りを受け取ることが伝統になっているとか?
禅英山 宝泉寺の来歴(由緒)
早稲田 宝泉寺は、平安時代の弘仁元年(810年)に草創されたと伝わる、1200年以上の歴史を誇る天台宗の寺院です。
また、承平年間(931〜938年)には、平将門の乱を平定した藤原秀郷が戦勝祈願を行い、毘沙門天を安置して開基したという説もあります。この毘沙門天の「勝負強さ」が、後の「勝守」へと繋がっていくわけですな。
江戸時代には、日本で初めての「富くじ(現在の宝くじのルーツ)」が行われた場所としても知られ、古くから勝負事や金運にゆかりの深いお寺として親しまれてきました。
祭神(本尊)
宝泉寺のご本尊は「薬師如来(やくしにょらい)」です。
現世利益の仏様として知られ、病気平癒や健康祈願はもちろん、家内安全、学業成就、縁結びなど、あらゆる願いに寄り添ってくださいます。かつての毘沙門天の信仰と合わさり、「病気に勝つ」「己に勝つ」「受験に勝つ」という強力な勝守の信仰が形作られました。
見どころと特徴
宝泉寺の最大の見どころは、歴史の荒波を越えてきた「梵鐘」です。
正徳元年(1711年)に鋳造されたこの鐘は、太平洋戦争時の金属供出を免れた大変貴重なもの。新宿区の登録有形文化財にも指定されており、今も大晦日には早稲田の街にその音色を響かせています。
また、現在の本堂は昭和41年に再建されたものですが、隣接する早稲田大学の校舎と調和するように設計されており、モダンながらも威厳のある佇まいを見せています。
ちなみに…一日限定「富突(とみつき)」守り
毎年 5月3日(毘沙門天大祭)においてのみ授与されているお守りがあるそうです。勝守を授かった際にいただいたパンフレットに書いてありました。
江戸時代にここで行われていた「富くじ(今の宝くじ)」を復興したイベントで授与されます。
「富突守り」を購入すると、福引き(富突き)に参加できると!

欲しかったかも…
アクセス
所在地:東京都新宿区西早稲田1-1-2
最寄駅:東京メトロ東西線「早稲田駅」出口3bより徒歩約3分、都電荒川線「早稲田駅」より徒歩約7分

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